ちりも積もれば・・・
令和1年9月11日

【ちりも積もれば…】

 

こんにちは。事務担当の梅田です。

9月に入り、まだまだ残暑がきびしいですが、朝晩は過ごしやすい日も増えてきましたね。

 

さて、今日は夏休みにさかのぼった話題をひとつ。

夏休みの2大課題といえば「読書感想文」と「自由研究」、ですよね。

これには当の本人以上に頭を悩ませている親御さんも多いはず。

 

うちもそうです。特に自由研究は夏休み直前になってどうしよう…と慌てるパターン。

それを回避すべく、今年は「保険」をかけていました。ギリギリになっても何も思いつかなかったときのための「保険」。

そしてそれがみごと役に立ったのです♪

 

6年生ともなると難しいテーマの研究や科学作品が増えてくる中、そういうものにあまり興味のない息子が今年取り組んだのが切手アート。約460枚の切手でできています。

 

きっかけは去年の秋ごろ、会社宛ての郵便物に貼られていた1枚の切手。「へえ、こんなのあるんだ」と何となく息子に見せたくなって切手部分を切り取って家に持ち帰ったのが最初でした。それが10枚、20枚とたまっていくうちに、息子が「これで何か作ったりしたらおもしろいよね」とひと言。「ん?これはもしかしたら使えるかも…」と、そこからせっせと集め始めたのです。使用済み切手を。

 

改めて見るとその種類の多いこと。絵柄はもちろん、大きさも形もさまざま。

切手の世界ってこんなにも自由なの?と感動すら覚えるほどです。

 

そうして約10ヶ月の間に集めた切手は760枚をこえました!

切り取った状態のままでは使えないので11枚ていねいに水に浸してめくって乾かして。親子で共同作業です。

全部はがし終えたら次は色分け。赤系、ピンク系、黄色系、青系というように仕分けして、やっと作品づくりがスタート。

 

遠くから見たときにバランスがいいように切手を配置したり、立体的に見えるように貼り方を工夫したり。

かなり苦労していたようですが、思っていた以上の出来栄えに、

「なかなかいいよね~♪」

と自画自賛な息子と親バカな私。

 

問題は、作品を家に持ち帰った後のことを全く考えていなかったこと。

台紙を含めると縦95㎝×横89㎝となかなかの大きさ。

たたむことも丸めることもできず、リビングの机の上に広げておけば愛猫が上を歩くわ、爪をとぐわで散々。即処分というのも忍びないのでしばらく廊下の壁に飾っておくことにしました。

 

準備に多少の時間と根気が要りますが、材料費はタダ。使用する切手の枚数やデザインを工夫すれば、どの年齢のお子さんでも挑戦できると思いますよ。

来年の夏に向けて、親子で切手、集めてみませんか?

 

トップへ戻る