皆さんこんにちは。
岐阜エリア現場担当の加藤です。
宜しくお願いします。
前回のブログにも書きましたが僕は爬虫類が好きです。
ヘビ、トカゲが好きで飼育しています。
最近マダガスカルに生息しているフリンジヘラオヤモリという種類のヤモリも飼育し始めました。
ヤモリと聞くと家の雨戸やガラスに引っ付いているイメージありませんか?
飼育し始めて改めてどうやって引っ付いているのか気になり調べたので
是非「へ~そうなんだ」って思って頂けるとうれしいです。
カエルやなめくじも壁に引っ付いてますよね。
体液や足が吸盤のような役割をしたりと様々な方法で引っ付く生き物がいます。
粘膜、吸盤 って割と単純ですねよ
しかし!
ヤモリはものすごい科学の力でくっついているみたいなんです。
他の生物では分泌液やツメなどの方式で表面に接着しますが、
乾燥接着という複雑な方法で接着しています。
これは、ファンデルワールス力と言われる現象で接着しています。
ある原子中の電子が磁場を生み出し、この刺激によって隣接する原子中の電子が引き付けられるとき、この力が発生するみたいです。
ヤモリの足指には非常に多くの微小な剛毛が生えており、さらに剛毛は枝分かれして無数の小さなヘラ状構造の接着点になっている。この驚異的な生体構造を利用して、上述の力が生み出される。
ヘラ状構造によって接着面積を最大化し、体重の負荷を分散させ、自身と接着面との間に働く引力を指数関数的に増加させることができる
という事です。
簡単にまとめると足指に微小な毛が生えていて接着面積を広くして体重を分散させていてそれに伴って科学の引力が働き引っ付ける
ということみたいです。
生き物は人間が知らないだけでものすごい力を持っていると感じます。
それを応用してどんどん技術を生み出していく人間もすごいですが
元をたどれば生き物から生まれた技術は本当にたくさんありました。
一度お時間がある時に調べてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。