12月21日は24節気の「冬至」でした。
冬至とは、一年でもっとも日が短い日とされています。
この日を境に、陰の気が弱まり太陽の陽の力が強くなるとされ、春に向かって縁起が良くなると言われています。
今年は例年になく暖かい日が続いています。「冬至」と聞いてもいまいちピンときませんが、寒さに耐え、下へ下へと根を伸ばした木が、春に力強く花を咲かせるように、力をつけて行きたいと思う、そんなことを考えた「冬至」でした。
今日は時間を有効活用するために「黒屋」さんでランチミーティングを行いました。
おいしいご飯に幸せを感じながら、改善すべき課題や、もっとこうしたらいいのにと思うことが自由闊達に発信されます。
そんな中、先輩との関わりについての話題が出ました。
忙しく仕事しているリーダーや先輩には
「こんなこと聞いてもいいのかな?」
と疑問を口にすることをためらってしまう。でも様々な取り組みを通して形成された信頼関係が、自分の心を後押しして、疑問を言葉にするのを促してくれる。
「チーム制度や、イベント活動を通して関係を築いているおかげです。」
と笑顔で話してくれました。
人は言葉で互いの気持ちを理解し、関係性を深めます。
「言を知らざれば、以って人を知ることなきなり」
この地球上で、私達人間だけが言葉を操り、自らの心を伝え、他者の思いを理解する術を会得しました。
互いの考えを合わせる為に、自らの思いを言葉にして相手の心に届ける。しかし、怠惰で弛緩した日常を過ごしていても言葉は生まれてきません。
多くの言葉から、新しい発見や良質のアイディアが生まれてくる。何事にも一所懸命に取り組むことが、言葉を生み出す原料になり得るのかもしれません。
若い世代の子達の言葉から多くの学びを得るランチタイムでした。