2月4日は「立春」です。
厳しかった寒さも峠を越え、梅の花も咲き始め、これから徐々に暖かくなっていきます。
日の入りが遅くなり、一日の仕事を終え、外に出るとまだ明るいことに驚きます。
春の花々が咲き誇り、清々しいそよ風が吹く時期はすぐそこまで来ています。
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先日、アメリカ合衆国マティス国防長官が来日し、日米の安全保障条約の相互理解の確認と、自国の自衛力強化を進める話し合いの場がもたれました。
先日ある学者が言っていたことですが
「日本国内で、日本の真実の歴史を勉強する動きが高まっている。戦後教育の間違いに国民が気付き、自分自身をもう一度見直そうという時期にきている。」
戦後70年が経過し、憲法が改正されるかもしれません。
それにより、日本の未来が大きく変化する時代に生きている私達が、自在に生き抜く力は何かを考え磨く必要があるのではないでしょうか。
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前年度から始まった勉強会を通して、自分達の「生き方」について真剣に考えるようになりました。
働くとは、仕事とは、幸せとは何かを考え紐解き、自分達の未来をどう生きていくべきか、たった一度きりの人生をどう生きるのか。
イベント活動や、全員参画の会議、自分達の生きる目的を伝える躍進会議。
社員同士が意見を交換し、相互に啓発を受け自身を磨き、その営みを通じて在りたい自分、会社の未来を創りだしてきました。
ノアに興味を持ち共に働きたいと思う方に向けた、採用ホームページの開設、社内の見学活動の実施、私達社員がどのような考え方を持ち、人生と向き合っているのかを、社外の方々に伝える活動を行ってきました。
しかし、採用試験を受けに来た方々に「働く」とは何かを問いかけると
「分かりません」「考えたことがありません」
なぜこの会社に応募したのかを問うと
「資格取得支援制度が充実していたから」「給料がよかったから」
彼らから感じるのは、労使協定としての仕事であり、労働の対価としての給与、そこにやりがいや、仲間との絆を見出すことは仕事には求めていない。一種の「割り切り」の感情が見て取れます。
心理学者のクランボルツ教授は
「人生は偶然の出来事で形作られている」
どれだけ計画的に物事を進めようとしても、そこには想定外や偶然の出来事が影響し、思い描いたとおりには進まない。
「しかし、あなたの行動次第で、望ましい結果が起こる確率を高めることが出来る」
結果が計画通りにはならなくとも、自分の行動と、様々な経験に対する自分の感情はコントロールできる。
前述の面接の場で見受けられる「割り切り」の感情は、最初からあきらめ、行動を起こさず、問題も起きなければやりがいもない「ほどほどの人生」を送ることが、生きる目的になりやすい。
「人生二度なし」
たった一度しかない人生を、助け合い、支えあえる仲間との絆を感じ、懸命にもがきながら自身の成長を実感し、仕事にやりがいを見出す。
そんな組織風土に身を置き、「生きる」ことに真剣に向き合う同志と、共に人生を歩みたい。そう考えます。