3月4日に岩村城跡に行って参りました。
季節は春、大分暖かくなってきましたが、恵那の奥地に位置する岩村はまだまだ寒い。場所により雪が積もっているかも？と心配しましたが、それも杞憂に終わり、当日は暖かく絶好の登山日和となりました。
今日の為に早起きした子供達は、移動の車の中でウトウトとしていましたが、子供は遊びの天才とはよく言ったもの。到着するとすぐに、足元に転がっていた石ころや、木の枝も彼らの手にかかると立派な遊び道具に変身！元気に遊びまわっていました。
まずは岩村歴史資料館に立ち寄り、岩村城のジオラマを見ながら館内スタッフの講話を聴き予備知識を頭に入れ、登山開始です。
岩村城主は戦国時代に何度も変わっていますが、一度も落城したことのない難攻不落の城です。標高は717ｍとそれほど高くはありませんが、本丸跡にたどり着くまでには、高い石段や急な傾斜を越えていかなければなりません。小学生の子供達が 最後までたどり着けるか心配しておりましたが何のその。登山開始から下山に至るまで元気に走り回る姿に圧倒されてしまいました。
同世代の仲間達と共に取り組むことに楽しさを見出しながらやり抜く。彼らから「仲間」という存在が相互に与えるプラスの影響力を感じます。私達大人が、彼らから学ぶべきことの多い登山となりました。
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ノアという組織を通じて私達は知り合い、共に仕事をしています。異なる環境で暮らしてきた私達が、相互に信頼し絆を深めるためには何をすればよいか。その鍵となるのは「思い出」であると考えます。
何もせず、互いに関わらなければ「関係の質」など高まるわけがない。目的を共有し取り組む時間を過ごすことで、各々の心に刻まれる出来事が起こり、その「思い出」があるが故に、相手を理解し支えようとする。
そんな場を創り、取り組み続けることで、みんなの考え方が磨かれていく。そう確信し、一歩一歩、歩みを止めず前進し続けます。
