年初めのご挨拶
平成30年1月5日

新年明けましておめでとうございます。

2018年、新しい年が幕を明けましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

年末年始の長期休暇を利用し実家へ帰省された方もみえるかと思います。

 

久し振りに親兄弟と共に過ごし近況を親に報告したり、少し会わない内に大きく成長した姿に頼もしさを感じたりと、互いに思いを馳せ交わす会話と新年を祝う気持ちが相まって、飛躍への決意を新たにする時間となったのではないでしょうか。

 

 

年初めの24節気は「小寒」です。

これから大寒までの15日間が最も寒さが厳しい時期とされ、「寒の入り」とも言われています。

また7日は「七草粥」の日。正月のご馳走で疲れた胃腸を休め、自然から新たな生命力を頂き無病息災を願う風習があります。

先人の知恵を生かし粥を頂き、今年も元気に過ごしたいと思います。

 

 

「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴にあり」

戦国の武将、毛利元就の言葉です。

「一年の計画は年の初めに、一月の計画は月初めに、今日の計画は朝に、立てなさい」

という意味で、目標の設定を計画的に立てることの大切さを説いた言葉です。

弊社でも年末に、一年の振り返りと新年度の目標を全社員が発表します。

回数を重ねるごとに内容に深みが増し、自己を振り返り自省した上での目標であることが伺えます。

自身の目標を言葉で伝える、その時間を皆で共有する事でそれは約束となり

約束を違えぬ為の日々の取り組みの重要さを発表という場を通して実感するこの時間は

一年を通して自己を練り上げる躍進の場となっています。

 

中国の古典「老子」の一説に

「千里の道も足下より始まる」

とあります。

目標達成の為まずは一歩踏み出すことの大切さを説くだけでなく

千里の道のりは全て一歩の集合であることを伝える言葉です。

一日一日を一歩ずつ丁寧に積み重ね

二歩目、三歩目も一歩目と変わらぬ情熱を傾け

ひたむきに積み重ねることを通じて目標へと達せしめる。

今年度末にこの発表の場で、一回り成長した自分と対面するべく毎日を丁寧に積み重ねて参りましょう。

 

トップへ戻る