働き方改革
平成30年2月19日

皆様おはようございます。

今日は24節季の「雨水」です。

深く積もった雪が融け、草木が春に向け芽吹く準備を始める頃とされています。

今年は未だに寒さが厳しく、春の暖かさを感じるのはまだ先になりそうです。

 

2月9日に平昌五輪が開幕しました。

大会8日目は日本勢のメダル獲得に沸く1日となり、多くの方がテレビを前に声援を送ったのではないでしょうか。

4年に一度しかない平和の祭典「オリンピック」は観覧者以上に選手やコーチ陣にとって特別な大会です。自身が出場する種目に4年の年月の全てをかけて挑む、その直向さは皆の心を捉え魅了します。

開催国韓国が平和の祭典と発言するのとは裏腹に、今回の五輪は各国の思惑が複雑に交錯する政治的側面を強く感じます。

北朝鮮トップ金総書記側近、実妹の訪韓による南北融和ムードの高まりとは打って変わり、安部首相への冷めた対応、加えて終幕後に行うはずだった米韓合同軍事演習が中止となり、日米韓の関係性は不透明な状況になっています。

北朝鮮に核を放棄させるには、日米韓が強力にスクラムを組み経済制裁等の外交圧力を取ることが有効視される中、韓国は急速に北へ傾いています。

今年度中の改憲を目指す安部政権ですが、世論の賛成派は38%と低調です。法律改憲もままならず、自国を攻撃されてからでないと対処できない日本はこれからどのような未来へと進んでいくのか、困難な道筋が示された五輪の開幕となりました。

 

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「働く」という言葉を聞き、皆さんは何を連想しますか。恐らく「働き方改革」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。メディアからこの言葉が発信されぬ日がないほど流行言葉のように使われています。

某有名企業で過労自殺が起きて以来、政府は労働時間の削減と、同一賃金・同一労働を推奨し企業の内情よりも外的環境を整えようと躍起になっているように見受けられます。

働き方改革により、より短時間で今と同程度の生産性を確保できれば、企業にも社員にも良い益をもたらすと思いますが、今の状態では待遇面ばかりが重視され、企業側の負担は増すばかりです。

今までの業務量をこなすため大手企業が積極採用を行った結果、中小企業は採用氷河期を迎えています。更に2008年以降人口減少を辿るこの国では、若年層の採用は困難を極めます。

そして私たちノアが属する建設業は環境面が整っているとは言い難い業界、工事の進捗は天候に左右され、綿密な工程の管理と人員の配置を求められ、夏は暑く冬は寒い中業務に専心する、そんな泥臭い仕事です。時代を牽引する先進性も華やかさもありません。

そんな会社に就職したいと思ってもらうにはどうしたらいいか・・・・。まずは私達自身が「働く」という事に対して何を思い、取り組んでいるかを深く省察し、考え方を磨く必要がありました。

互いを尊重し、支えあう仲間がいる。

切磋琢磨して成長できる環境がある。

たった一度しかない人生を、仲間と共に全力で生きよう。

人生の大半を過ごす職場で一人ひとりがやりがいを実感できる、そんな場であり続けよう。実に単純な事ですがこれが真理でした。

以来ホームページや学生との面談で伝え、共鳴してくれた人を仲間に迎えています。採用担当としてこちら側の思いを伝え、それを受けて入社した時点でそれは約束となります。約束は何としても守らねばなりません。

ワクワクするような夢や理想を持ち、それを実現する。そんな会社へと進化し続けるために、社内で様々な活動を進めています。1月末から新しい仲間を迎え爽やかな風が社内に吹くなか新体制で臨む今年度、どのように躍進していくのか、愉しみでなりません。

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